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ユングを読む
ユング『赤の書』読解入門|世紀の秘密文書を読む前の準備ガイド
ユング心理学を学び続けていくうちに、やがて「赤の書」という存在に行き当たる瞬間がやってきます。晩年のユング自身が封印を命じ、死後も家族が数十年にわたって秘匿し続けた、革装の巨大な書物。2009年に初めて世界に公開されたそれは、心理学の学術書... -
ユング入門
ユング心理学はなぜ今も読まれるのか|分析心理学が2020年代に刺さる理由と入門の第一歩
「ユング心理学」という言葉を聞いたことはあっても、それが今の自分にどう関係するのかよくわからない、という方は少なくありません。カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung, 1875-1961)は20世紀前半のスイスの精神科医でしたが、彼が築いた分析心... -
ユングに影響を与えた思想
テオドール・フルルノワとユング|霊媒研究が分析心理学の礎を築いた知られざる源流
ユング心理学の源流をたどるとき、フロイト、ニーチェ、錬金術書といった著名な影響源がまず語られます。しかし、若きカール・グスタフ・ユングがブルクヘルツリ精神病院で精神科医としての第一歩を踏み出したころ、もう一人の「知られざる師」が彼の思想... -
ユングに影響を与えた思想
エーリッヒ・ノイマンとユング|意識の起源史が示す師弟の思想と元型論の深化
「意識はどのようにして生まれたのか」――この壮大な問いを神話・象徴・元型(アーキタイプ、人類共通の心の型)の言語で問い続けたのが、カール・グスタフ・ユングが最も信頼した後継者のひとり、エーリッヒ・ノイマン(1905-1960)です。ノイマンはユング... -
元型と集合的無意識
アニムスの四段階|女性の内なる男性性が示す精神の発達とユング心理学
「なぜ私はこういう男性にばかり惹かれるのだろう」「あの人に対して怒りを感じるのは、本当は自分の中の何かを見ているからかもしれない」——こうした問いを抱えたとき、ユング心理学は一つの重要な概念を差し出します。それがアニムス(Animus)、そして... -
個性化とこころの構造
個性化と「赦し」|ユング心理学が示す自分と他者を受け容れる魂の成熟
「あの人のことが、どうしても赦せない」——そのような思いを抱えながら、自分を変えようと努力し続けた経験はありませんか。ユング心理学(分析心理学)の視点から見ると、「赦せない」という感情は単なる意志力の問題でも、道徳的な未熟さでもありません... -
夢分析・象徴・曼荼羅
夢に現れる数の象徴|ユング心理学が読み解く一・二・三・四のこころのメッセージ
夢の中で「三匹の犬が現れた」「四つの扉が並んでいた」「二人の人物が向き合っていた」——こうした夢を見た朝、数字が何か大切なことを告げているような感覚を覚えた経験はないでしょうか。ユング心理学(分析心理学)において、夢に登場する数は単なる数... -
元型と集合的無意識
アニマの四段階|イヴ・ヘレン・マリア・ソフィアで辿る男性の内なる女性性の成熟
男性の心の奥深くには、「内なる女性」が宿っています。ユング心理学(Jungian psychology)はこれをアニマ(Anima)と呼び、人類共通の心の型、すなわち元型(アーキタイプ、人類共通の心の型)のひとつとして位置づけました。アニマはただひとつの固定し... -
個性化とこころの構造
個性化と身体|ユング心理学が示す「からだの声」と自己実現の深層
「なんとなく体が重い」「理由もなく涙が出る」「慢性的な肩こりがずっと続く」——そんな身体の声に、あなたはどれほど耳を傾けているでしょうか。ユング心理学(分析心理学)の観点から見ると、こうした身体の訴えは単なる生理現象ではなく、無意識から届... -
個性化とこころの構造
個性化と親子関係|ユング心理学が示す親からの心理的分離と自己実現の旅
親との関係は、私たちの人格形成に深く刻まれたものです。ユング心理学が提唱する個性化(インディビデュエーション)の旅において、親子関係はその出発点であり、生涯を通じて向き合い続ける核心的な課題です。私たちは誰もが、親の価値観・期待・感情的...