tomohiro– Author –
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ユング心理学の基本理論
参与神秘(パルティシパシオン・ミスティック)とは|ユング心理学が読み解く「溶け合う感覚」の正体と現代的意義
「あのキャラクターに完全に入り込んでしまった」「推しのことを考えていると自分が消えていくような感覚がある」「恋愛すると相手と自分の境界線がなくなる」——そんな体験を、あなたも一度はもったことがあるのではないでしょうか。ユング心理学はこの現... -
夢分析・象徴・曼荼羅
夢に登場する人物の象徴|ユング心理学が読み解く「夢の他者」はこころの何を語るか
「昨夜の夢に、亡き祖母が現れて何かを語りかけてきた」「見知らぬ男性がずっと私を追いかけてくる夢を繰り返し見る」――夢の中に登場する「他者」の存在は、目覚めた後もしばらく心に残り続けることがあります。ユング心理学は、こうした夢の人物をたんな... -
ユングに影響を与えた思想
イマヌエル・カントとユング|先験的カテゴリーが元型論に灯した哲学の光
「人間は世界をそのまま認識するのではなく、心の構造が用意した型を通じてしか世界を捉えられない」――18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カント(Immanuel Kant, 1724-1804)が『純粋理性批判』で提示したこの命題は、200年後にカール・グスタフ・ユング(... -
ユングを読む
20代・30代・40代・50代別|ライフステージで選ぶユング心理学入門書ガイド
ユング心理学の書籍を手にとりたいと思いながら、どれから読めばよいのか迷っていませんか。分析心理学の入門書は数十冊を超え、難解な原典から読みやすい解説書まで多様です。その選び方には、じつは「あなたが今どのライフステージにいるか」という視点... -
夢分析・象徴・曼荼羅
夢に現れる死と再生の象徴|ユング心理学が読み解く変容のこころのメッセージ
「自分が死ぬ夢を見た」「大切な人が亡くなる夢で目が覚めた」——そんな体験をした翌朝、不安を抱えて検索する方は少なくありません。しかしユング派分析心理学(Jungian analytical psychology)の視点では、夢の中の死は「予兆」でも「不吉な暗示」でもあ... -
個性化とこころの構造
個性化と孤独|ユング心理学が示す「ひとりの時間」が魂を深める理由
「ひとりでいることが怖い」「孤独を感じるとつい誰かに連絡してしまう」——そう感じる方は少なくないでしょう。しかし、ユング心理学の視点に立つと、孤独はむしろ「個性化(インディヴィデュアション、本当の自分になるプロセス)」に不可欠な条件です。... -
ユングに影響を与えた思想
ピエール・ジャネとユング|解離と無意識の対話が分析心理学に刻んだ遺産
「無意識」という概念はフロイトとユングの専売特許だと思っていませんか。実は、フロイトが「抑圧」を語り始めるよりも前に、フランスの心理学者ピエール・ジャネ(Pierre Janet, 1859–1947)は解離・心理的自動性・サブコンシャス(下意識)の精密な理論... -
個性化とこころの構造
個性化と愛|ユング心理学が解き明かす「愛することで自分になれる」逆説と関係の深化
「あの人に出会って、はじめて自分が何を求めていたのかわかった」——そんな言葉を口にしたことはありませんか。ユング心理学(分析心理学)の視点から見ると、この感覚は単なる感傷ではありません。愛する体験そのものが、個性化(こせいか、Individuation... -
ユングに影響を与えた思想
マイスター・エックハルトとユング|中世神秘家が分析心理学に伝えた「神性の火花」
「神を知ろうとするなら、まず自分自身の奥底を知らなければならない」——14世紀のドイツ神秘主義者マイスター・エックハルト(Meister Eckhart、1260年頃-1328年頃)はそのように説きました。心理学者カール・グスタフ・ユングは、この中世の修道士の言葉... -
ユングに影響を与えた思想
ヘルマン・ヘッセとユング心理学|分析体験が『デーミアン』から『荒野のおおかみ』に刻んだ個性化の軌跡
ヘルマン・ヘッセ(1877~1962)の名作『デーミアン』『シッダールタ』『荒野のおおかみ』を読んだとき、「なぜこれほど魂の奥底を揺さぶるのか」と感じた経験はないでしょうか。その理由のひとつは、ヘッセがユング派の心理療法家ヨゼフ・ラングによる分...