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ユング入門
「心理学的態度」とは何か|ユング心理学が示す自分のこころと向き合う基本姿勢
「ユング心理学を学びたい」と思って入門書を手に取ったとき、知識は増えるのに何かが腑に落ちないと感じたことはないでしょうか。元型(アーキタイプ、人類共通の心の型)の名称は覚えた、無意識の構造も理解した、しかし自分のこころへの向き合い方はど... -
夢分析・象徴・曼荼羅
夢に現れる「声・音・音楽」の象徴|ユング心理学が読み解く聴覚的イメージのこころのメッセージ
夢の中で、誰かの声に呼ばれたことはありますか。聞いたことのない音楽が流れ、目覚めた後もその旋律が心に残っていた体験をお持ちの方もいるでしょう。ユング派分析心理学では、夢に現れる声・音・音楽を「無意識からの聴覚的なメッセージ」として読み解... -
夢分析・象徴・曼荼羅
夢に現れる「鏡」の象徴|ユング心理学が読み解く自己反映と影のこころのメッセージ
夢の中で鏡を覗き込んだとき、あなたはどんな顔を目にしましたか。現実とまったく同じ自分の顔が映るとは限りません。知らない誰かの顔が映っていた、自分の顔が恐ろしい表情をしていた、あるいは鏡が曇って何も映らなかった——こうした「鏡の夢」は、ユン... -
ユングに影響を与えた思想
ヘラクレイトスとユング|対立の哲学者が分析心理学に刻んだエナンティオドロミアの遺産
「同じ川に二度と入ることはできない」——古代ギリシアの哲学者ヘラクレイトスが残したとされるこの言葉は、2500年の時を超えて、20世紀の分析心理学者カール・グスタフ・ユングの思想に深く刻み込まれました。ユングがヘラクレイトスから直接借用した概念... -
ユングに影響を与えた思想
エマヌエル・スウェーデンボルグとユング|神秘的幻視が分析心理学に刻んだ霊的深層の遺産
エマヌエル・スウェーデンボルグ(1688-1772)は、17世紀ヨーロッパを代表する科学者・鉱山技師として活躍した後、56歳を境に天界・霊的世界の幻視体験を記す神秘思想家へと変貌したスウェーデン人です。カール・グスタフ・ユングは、若き精神科医として霊... -
元型と集合的無意識
恋人(ラヴァー)元型とは|ユング心理学が読み解く愛・美・つながりの普遍的パターン
「恋人」というと、特定の相手への感情を思い浮かべる方が多いでしょう。しかしユング心理学における恋人(ラヴァー)元型(アーキタイプ、人類共通の心の型)は、それよりもはるかに広い意味を持ちます。恋人元型とは、美しいものへの感受性、つながりへ... -
ユングに影響を与えた思想
カール・グスタフ・カルスとユング|「Psyche」が先駆けた無意識の哲学と分析心理学への遺産
「意識のある魂の生の鍵は、無意識の領域にある」――この宣言は、カール・ユングの著作から引かれたものではありません。1846年に出版された医師・自然哲学者カール・グスタフ・カルス(Carl Gustav Carus, 1789-1869)の主著『Psyche(プシュケ)』の冒頭... -
元型と集合的無意識
ディオニュソス元型とは|ユング心理学が読み解く陶酔・解放・変容の普遍的パターン
「ディオニュソス」という名を聞くと、ギリシア神話のワインの神、あるいはニーチェが『悲劇の誕生』で論じた「陶酔の原理」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかしユング心理学の視点からは、ディオニュソスは個人の趣味や文化的関心をはるかに超... -
夢分析・象徴・曼荼羅
夢に現れる「石・岩・洞窟」の象徴|ユング心理学が読み解く大地・岩・地底のこころのメッセージ
「暗い洞窟の中をひとりで歩いていた」「巨大な岩が迫ってきて身動きが取れなかった」「光り輝く石を手のひらに乗せていた」――こうした夢を体験したことがある方は多いのではないでしょうか。石・岩・洞窟は人類にとって最も古い象徴のひとつであり、旧石... -
ユングを読む
ユング心理学を「繰り返し読む」深読み実践ガイド|初読・再読・精読の三段階で分析心理学の奥行きをつかむ
「ユング心理学の本を読んだはずなのに、内容が頭に残らない」「読み終えてもどこか表面をなぞっただけで終わった気がする」——そんな経験はないでしょうか。分析心理学の著作は一度読んで理解が完結する類の書物ではありません。ユング自身が語ったように...